取り組み・活動

多様な働き方
2021年07月01日

ジョブリターンを経験してたどり着いた描く未来は「エンジニアが正当に評価され、誇りを持って働ける社会」

本コーナーでは、WOW WORLDで働く人が、社会やお客様、仲間とどのように歩み、どのような自己実現を目指しているかを紹介します。
第1回は、開発部の晝間 一輝(ひるま かずき)です。ITエンジニアとして新卒で入社、3年半で独立しフリーランスとして経験を積んだ後、2020年1月にエイジア(現WOW WORLD)に再入社したという経歴を持ちます。彼が描くのは「エンジニアが正当に評価され、誇りを持って働ける社会」という目標。その実現に向けた思いと取り組みを紹介します。

晝間 一輝 Hiruma Kazuki
開発部
開発部・晝間一輝のイメージ

「エンジニアが正当に評価され、誇りを持って働ける社会」をつくりたい

WOW WORLDはコミュニケーションシステムとサービスで、“企業と顧客の双方向コミュニケーション”を支援する会社です。現在はWEBCASというシステムを主力製品として提供していますが、その中で私たちのようなITエンジニアはプログラミング技術を通してお客様にとってかけがえのないパートナーとして信頼される存在でありたいと思っています。そして一緒に働く仲間が、さらには日本中のすべてのエンジニアが正当に評価され、誇りを持って働ける社会をつくりたいと考えています。

フリーランスになって気づいた、エンジニアの社会的地位の低さ

私は大学卒業と同時に、エイジア(現WOW WORLD)に入社し、エンジニアとしてのキャリアをスタートしました。数多くのIT企業の中から選んだ理由は、プロダクトベンダーでありながらお客様に寄り添うカスタマーサクセス的な概念が非常に強い会社だからです。ここならエンジニアとしても人としても、大きく成長できると考えました。

入社後すぐに担当したのは、マーケティングオートメーションツールの開発という重要なプロジェクトでした。当時は知識もスキルもなく、それでも精一杯に自分自身で熟考し、学び、意見を述べ、先輩とも積極的に議論することを3年半続け、エンジニアとして確かな成長を実感する日々を過ごすことができました。

その後、自社製品だけでなく、世の中の様々な製品やサービスのものづくりに関わる経験を積みたいと考え、フリーランスの世界に飛び込みます。エンジニアとしてのスキルを高めることができた貴重な時間でしたが、一方でエンジニアを下請け的に扱い、指示したことだけやってくれればいいと考える企業が数多くあることを知りました。エンジニアの社会的地位の低さを目の当たりにした2年間だったともいえます。

社会的地位を上げるために必要なのは「主体性のあるエンジニア」の育成

エンジニアの社会的地位を高めるにはどうすればよいのかを考え、出した答えのひとつが「主体性のあるエンジニア」であることです。主体性のあるエンジニアとは、お客様から言われたことを遂行するだけでなく、自分で考え、自分でつくり、自分で発信していける人だと思います。お客様の声に耳を傾け、要望に対しどう貢献できるのか自分自身が熟考し、チームの人々と切磋琢磨しながら専門家としてできるベストのものを作り上げる、そういうエンジニアが増えることで社会的地位向上につながっていくと考えています。

実はフリーランスとして活動中も、エイジア(現WOW WORLD)とは業務委託を結び様々な仕事を請け負っていました。その中の一つが、若手メンバーの成果物のレビューです。経歴も性格も様々な彼ら一人ひとりに向き合い、それぞれに合った指導方法で教育することに非常にやりがいを感じていました。さらに、エンジニアとして駆け出しの彼らに、スキルだけでなく、主体性のあるエンジニアとして必要なことを伝え育成したいと考えるようになります。社長から「戻ってこないか」という誘いを受けたのは、ちょうどそんな思いが自分の中に湧き上がってきた頃でした。「若手の育成に携われるなら!」と条件を出したところ快諾してもらい、2020年1月エイジア(現WOW WORLD)に復職したのです。

WOW WORLDの若手エンジニアの意識改革・スキルアップのための取り組み

主体性のあるエンジニア育成の一貫として取り組みたいのが、若手メンバーによる社内環境を改善するシステムの開発です。社内の問題点を自分たちで見つけ、改善するために何ができるか考察し、システムを開発するという一連の流れを経験させることが狙いです。エンジニアには、自分自身で物事を深く考え、理解する探究心が必要だと思います。さらに自分で答えを出すだけではなく、その考えをチームのメンバーと議論し最適なものを生み出すコミュニケーション力も必要です。自分一人でつくろうとすると、独りよがりな製品やサービスを生み出す可能性もあります。つまり、「探究心」「コミュニケーション力」どちらか一方でも欠けてしまえば、主体性のあるエンジニアとは言えないでしょう。優れたシステムを開発できれば社内の環境改善だけでなく社外への販売の道もみえてきます。こうした取り組みを通じて成功体験を重ねることで、若手エンジニアの意識改革・スキルアップを図りたいと考えています。

私自身は業務の傍ら、今年発足した初代WOWメンバーの一員としても活動しています。WOWメンバーとは、お客様にうれしい驚き「WOW(ワオ)」を感じていただく取り組みをするために集まった、若手中心の社内プロジェクトです。約2カ月間、エンジニア、営業、総務など立場の違う人間が集まって企画を出し合い提案書にまとめます。社内プレゼンテーションで上長・役員の決裁を勝ち取ることができたら、その企画を実現できるという新しい試みです。この活動では、企画力だけでなく、コミュニケーション力、プレゼンテーション力なども身に着けることができるため、非常に楽しみながら取り組んでいるところです。

WOW WORLDから世界へ、日本中のエンジニアが輝く社会を

現在、私はWOW WORLDのエンジニアが主体性を持って働けるような環境をつくることに取り組んでいますが、次のステップとしてその活動を社外へも拡大させたいと考えています。例えば、弊社は日本の有力ソフトウェアベンダーが集まるコンソーシアムに参加しており、若手の分科会などで発信できないか模索していきます。またブログなどを通して、若手の考えや成長の過程、開発チームの歩みを、世界に向けて発信できないか考えています。

このような取り組みにより、WOW WORLDが日本中のエンジニアに刺激を与え、すべてのエンジニアの成長に貢献できるような存在になりたいと考えています。そして、「エンジニアが正当に評価され、誇りを持って働ける社会」につながると信じ、実現に向かって歩みを進めます。

開発部・晝間一輝の仕事風景

※役職や名前はインタビュー当時のものです(インタビュー2021年6月11日)