取り組み・活動

私の働き方
2021年09月15日

成果を出し続けるためのトップへのこだわりと「お客様に満足を買ってもらいたい」という信念

本コーナーでは、WOW WORLDで働く人が、社会やお客様、仲間とどのように歩み、どのような自己実現を目指しているかを紹介します。

第3回はコンサルティング営業部の田中 雄真(たなか ゆうま)です。大学卒業後、広告代理店で3年間営業に従事したのち、ポータルサイト運営管理の会社の契約管理部門で7年間勤務。2016年5月にエイジア(現WOW WORLD)に入社しました。大学在学中に音楽の道を志し、会社員の傍らプロデビューを目指していた経歴を持ちます。プレイングマネジャーとしてWOW WORLDの営業部をけん引する彼の描く未来は「どのような商材でも対応できるスキルを兼ね備えた営業人材を育成し、組織全体を成長させるとともに、Webサービスの発展に寄与すること」。その実現に向けた想いや取り組みを紹介します。

田中 雄真 Yuma Tanaka
コンサルティング営業部
田中 雄真のイメージ

個人として、チームとして、どのような商材でも対応できる営業力を兼ね備え、Webサービスの発展に寄与したい

私はWOW WORLDの営業の役割は、自社の商材であるe-mail配信等のコミュニケーションシステム「WEBCAS(ウェブキャス)」の導入ハードルをいかに低くすることができるかだと考えています。そのために、お客様のWebリテラシーに関わらず、だれでも使いこなせるよう導入サポートして、その後の運用をスムーズにできるよう心がけています。そしてお客様にとってのWEBCASの成功体験が、もしかしたら世の中の様々なWebサービスを使ってみようと思うきっかけになるかもしれない。そのような積み重ねが、社会全体のWebサービスの発展につながっていくと思っています。ですので、お客様には、少なくともWEBCASについては最大限に活用してもらいたいです。 縁があって私が担当になるのであれば、WEBCASを納得したうえで利用して、最終的に「田中が担当で良かった」と思ってもらえるよう日々営業活動をしています。

また、今期から担うことになったリーダーという立場から、自らが一人のスペシャリストとしてお客様の成功体験を生み出すだけでなく、チーム全体でできるように常に仕事配分の最適化を考えています。これまではプレーヤーとして自分を優先してきましたが、今は、部下が案件の進行で悩んで声をかけてきたら自分の手を止めて、部下の相談を最優先で一緒に考えることを心がけています。自分が部下だったらこんな上司がいいな、という、理想の上司像を考えて、常日頃から接しています。指導しようという気持ちではなく、相手の持っている力が自分になければその力を借りて、お互い足りないものを補える関係でありたいです。せっかく私のチームに入ってもらったので仕事がしやすい環境を作るようにしています。

さらに、これまで蓄積してきた自分の知見や経験を部下に伝えることも心がけています。うまく咀嚼(そしゃく)して自信につなげ、営業としてのレベルアップに役立ててほしいです。「田中ができるなら、自分にもできる」と思ってもらえたらうれしいですね。そうして、営業部内の皆が同じレベルで仕事ができるようになれば、営業組織としては成熟していき、もしも今後商材の形が変わったり、時代の波にあおられたりすることがあっても、コンスタントに案件が取れて会社の成長につながり、ひいては個人としてもそれぞれのキャリアに箔がつくと思います。

「お客様に満足を買ってもらいたい」という会社の信念に共感し、転職

私は、大学時代から現在のWOW WORLDに中途入社する直前まで、音楽活動をしており、プロデビューを目指していました。新卒入社した広告代理店では営業職に従事していましたが、バンド活動に専念したいという理由から事務職で他社へ転職。しかし、残念ながら、バンドメンバーと決めていた期限までに望む結果にはならなかったため解散しました。それが30歳の手前のことでした。解散後に仕事に集中できるようになったからには、もう一度営業に戻りたいという気持ちになりました。コミュニケーションが好きというシンプルな理由が営業職への復職を駆り立てました。

転職活動中、当時のエイジア(現WOW WORLD)の企業ホームページを見た際に「お客様に満足を買ってもらいたい」という一文が目に留まりました。確かにお客様からクレームが届くようなサービスを提供することは、お客様にとっても提供する側にとっても長い視点で考えたときに良い関係を築けませんし、継続した取引にはならないものです。お客様が本当に必要としているものを納得したうえで導入することを会社の信念としている点に共感し、2016年5月に入社しました。そしてこれまでその信念を曲げることなく働くことができています。

営業活動に生かされる音楽活動の経験

プロデビューの夢はかなわなかった音楽活動ですが、実は営業活動に大いに役立っています。ボーカルとして歌い、作曲をしていたので、相手に伝わる言葉遣いには気をつけていますね。伝わらなければ意味がないので相手のリテラシーに合わせて言葉を変えたり、言いまわしをわざと遠回りにしたりする点は営業に生きていると感じています。

広告代理店で営業をしていた頃とは、時代の流れもお客様のニーズも日々変わっています。特にコロナの世界的な流行を境に大きく変わったのは、お客様とのコミュニケーションが対面から非対面になったことです。以前は、接待をして案件を取ってくることもありましたが、今は、時間も手段も限られた中でのコミュニケーションを通じて、お客様と関係性を構築していくことが求められています。ここでも、音楽活動時代の「言葉の伝え方」が生かされていると感じています。

仕事でも家庭でもコミュニケーションの工夫が大切

昨年、第一子が誕生したことで、仕事だけでなくプライベートでもコミュニケーションの大切さをそれまで以上に感じるようになりました。独身時代は遅くまで残業するとき、誰かに許可を取ったり、連絡を入れたりする必要はなく自由に時間を使っていましたが、家族ができたことでコミュニケーションの工夫が家族円満のカギだと実感しています。家事と育児にも積極的に参加し、どういうことが求められているかを、コミュニケーションを積極的に取ることで理解するようにしています。もちろん、仕事の都合で帰りが遅くなる場合もありますが、時間のバランスを取りやすい会社なので、不慣れな中でもペースを作りつつ、両立できていると思います。

トップへのこだわりを持ち続け、お客様に満足を買ってもらえるよう営業活動に取り組みたい

今後の目標として、まずは売り上げの責任を負う営業という立場から、自分がトップの成果を出すことにこだわりを持ち、同時に営業部全体として成果が出せるようにチームマネジメントに取り組んでいきます。それらの取り組みがWEBCASを広めることにつながり、Webサービスの発展に寄与する第一歩だと考えています。

この数年で、私たちを取り巻く環境は目まぐるしく変化しています。それは一緒に働く仲間、お客様も同じように感じていることだと思います。お客様のニーズや実現したいことを的確にキャッチアップしていけるかは、我々営業に課せられた大きな課題であり、チャンスでもあると考えています。

田中 雄真の仕事風景

マーケティング手法が多様化する中、これまで以上にメール配信をはじめとしたオンライン上のコミュニケーションの役割や目的をより明確にしていく必要があります。リテラシーの差によってお客様が時代の変化に乗り遅れたり、損失を出してしまったりすることがないよう、その時々の最適解を見つけながらフォローアップを手厚くすることで「お客様に満足を買ってもらいたい」という信念を実現していきたいと思います。

※所属部署や名前はインタビュー当時のものです(インタビュー2021年8月12日)