取り組み・活動

私の働き方
2023年07月25日

相手の課題に寄り添って、一緒に悩み考える。頼りになるパートナー・先輩になりたい

本コーナーでは、WOW WORLDで働く人が、社会やお客様、仲間とどのように歩み、どのような自己実現を目指しているかを紹介します。

今回は、営業1部の関 万里奈です。2019年4月に新卒で入社し、営業の最前線でお客様と向き合う日々を送ってきました。現在は、既存のお客様の対応に特化したAS(アカウントセールス)のチームリーダーとして後輩の育成にも従事しています。「お客様からも、後輩からも頼りになる存在になりたい」と話す関が、どのような姿勢で仕事に取り組んでいるかを紹介します。

関 万里奈 Marina Seki
営業1部
関 万里奈

お客様やチームメンバーを成功に導く伴走者でありたい

当社は、企業とその顧客のコミュニケーションの課題を解決するシステムやサービスを提供しています。私は新卒で入社して以来、営業として、当社の主力製品であるコミュニケーションシステム「WEBCAS」を多くのお客様にご提案してきました。現在は既存のお客様を担当しており、WEBCASの活用状況や新たな課題を伺い、課題解決のための追加のご提案や運用サポートをしています。営業として心がけていることは、お客様に寄り添い、お客様と同じ目線で課題に向き合うこと。今期からチームのリーダーを任されるようになり、仕事のやりがいも増えました。お客様からも後輩からも、気軽に相談してもらえる存在になれたらと思っています。

アルバイトで提案することの面白さを実感。自身の経験を活かし、営業の道へ

大学時代は、飲食店とホテルのアルバイトを掛け持ちしていました。飲食店ではおすすめのトッピングを紹介したり、ホテルでは部屋のアップグレードを提案したりと、アルバイトでもお客様に提案する機会が多くありました。お客様が私の提案によって喜んでくださることも多く、学生の身でありながらも会社の役に立てている実感がありました。

就職活動では、営業職を軸に企業を見ていました。アルバイトを通じて提案することの楽しさを知り、自身の経験をアピールできるのは営業しかないと思ったからです。エイジア(現WOW WORLD)の会社説明会では、営業部門の社員が「心から良いと思えるものをお客様にお勧めできる仕事が良いと思い、この会社に入社した」と話していて、その考えに共感しました。また、自社製品のメール配信システム「WEBCAS e-mail」について「SNSが台頭する現代でも、メールマーケティングがビジネスを支えていると感じている企業がたくさんあり、実際にWEBCASは多くの企業に導入いただいている」と自信を持って話している姿を見て、入社を決めました。

思考を止めず、できることを考え、相手との信頼関係を築く

2019年4月に新卒として入社し、営業部門に配属されました。実際にお客様の対応をするのは緊張しましたが、先輩が隣について対応に詰まるとメモで指示を出してくれて、少しずつ仕事を覚えていきました。最初の配属先では、新規のお客様の問い合わせから商談、契約までを対応しました。その後、営業部門の組織変更があり、商談から契約までの対応に特化したFS(フィールドセールス)を経験。現在は、既存のお客様に追加のご提案をしたり運用のサポートをしたりするAS(アカウントセールス)を担当しています。

営業の各プロセスにおける業務を一通り経験しましたが、それぞれのプロセスにおいて、重視することは異なります。初めて問い合わせいただいたお客様に対してはWEBCASの第一印象が大事です。既存のお客様に対しては、お困りごとなどを気軽にご相談いただけるよう信頼関係の構築が重要です。しかし、どちらにも共通しているのは、「できません」で終わらせるのではなく、適切な代案を提示すること。「ご要望いただいた運用を完全に実現するのは難しいですが、この機能を使えば近しい運用はできます」というように、できないことを明示したうえで、お客様に「その方法も良いかも」と思っていただけるような運用方法をお伝えするようにしています。

印象に残っている仕事は、入社3年目に主担当となった、当社のアンケート・フォーム作成システム「WEBCAS formulator」をご利用のお客様のWebアンケート制作代行案件です。ご要望が多く、すべて拾いきれているか不安でしたが、先輩にフォローしてもらいながら、お客様のご要望を漏れなく実現することができました。この経験を経て、どのようなケースにおいてもお客様からのご要望をきめ細かく確認し、あらゆる可能性とリスクを考えるようになりました。より良い方法はないか、見落としている点はないか。この視点が今仕事をする上で大切になっています。

私はWEBCASを通して、メーカー、銀行、人材、代理店など幅広い業種のお客様と携わっています。安心して運用できていると言われると、少しでも貢献できているという実感があり、嬉しくなります。製品導入後の問い合わせは基本的にはカスタマーサポートにて対応していますが、営業の私に相談してくれるお客様も多いです。そのような際にはすぐにカスタマーサポートを案内するのではなく、まずは話を聞き、その場で答えられない場合は社内の技術担当者に確認するなどして、自分で回答できる部分は極力自分で回答するようにしています。このようにお客様との日々のちょっとしたコミュニケーションを大事にして、多くのお客様に頼ってもらえる存在になりたいと思っています。

新卒教育や後輩のサポートも、営業活動も、全力で取り組む

現在、営業部内の教育プロジェクトのリーダーを担っており、新卒社員に対して、チーム配属前にWEBCASの知識や営業資料の活用方法、操作デモのやり方など営業の土台となる部分を3カ月かけて教えています。研修用のチェックリストやスケジュールの作成など初めてのことも多く不安でしたが、後輩たちが活躍しているのを見ると感慨深いですね。

そして今年の4月にAS内で個別のチームを新たに立ち上げることとなり、そのチームリーダーを任されました。チームを持つようになり、自身の仕事だけでなく、後輩がこの案件で困ってないか、案件の進捗はどうなっているかなどメンバーのフォローもするようになりました。後輩から相談されたときは1に対して1で返すのではなく、「この場合はこうだけど、こういうパターンもあるから」とプラスアルファで伝えるようにしています。私の周りには、困ったときに親身になって相談に乗ってくれる心強い先輩たちがいるので、私も「困ったら関さんに相談すれば大丈夫」と思ってもらえる先輩になれればいいと思います。

また、営業活動を通して、お客様がWEBCASを最大限活用できるよう啓蒙していきたいです。以前、あるお客様がメール配信システムのテキストメールの機能しか使っていなかったのですが、そのお客様の商材にはHTMLメールが適していたので、HTMLメールの活用方法や効果的な訴求方法をご提案させていただき、大変喜んでいただいたことがありました。メールは主要なマーケティングツールの一つですし、私自身仕事をしていてもメールでやりとりすることが多いです。人々の身近な存在であるメールだからこそ、うまく活用できないのはもったいないと感じています。メールマーケティングを地道にお手伝いしていくことで、お客様のビジネスを成功に導いていきたいです。もちろん他の製品も同様に効果的な活用方法をご提案し、一人でも多くのお客様に喜んでいただきたいと思っています。

世の中にはさまざまな営業スタイルがあることを知ってほしい

友人や知人と仕事の話をする際、営業をやっていると言うと「テレアポとかやるの?大変そう」と言われることも多いです(笑)。実際私も入社前は、仕事自体はとてもやりがいがありそうと思っていましたが、大変なことも多いのではないかという漠然とした不安もありました。当社ではインバウンド営業をおこなっています。テレアポや飛び込みなどのアウトバウンドとは異なり、お客様からの問い合わせや資料請求をきっかけにしてご提案します。WEBCASは性能が高く、Webマーケティングで新規のお問い合わせを獲得できる体制になっており、これまで長きにわたり営業の先輩たちがお客様と良い関係を築いてきました。

関 万里奈の仕事風景

そのため、お客様のほうから声をかけていただけるというありがたい環境にあります。そういった環境のおかげで、怖気づかずに日々自信をもって提案できています。私もより多くのお客様との信頼関係を深め、後輩たちにも「WOW WORLDならではの営業の楽しさ」を実感してもらえるよう、土台をつくっていきたいと思っています。そして、さまざまな部署が協力すればこんな営業スタイルがつくれるということを、社内外問わず伝えていきたいです。

※所属部署や名前はインタビュー当時のものです(インタビュー2023年6月9日)