退職後、業務委託としてヨーロッパからコンテンツ作成を支える。自らの可能性を広げる新たな働き方
本コーナーでは、WOW WORLDで働く人が、社会やお客様、仲間とどのように歩み、どのような自己実現を目指しているかを紹介します。
今回は、マーケティング部でナーチャリング業務を担当した後、現在は業務委託としてコンテンツ制作を担っているN.Oです。空港での接客業務からIT企業の営業、そしてマーケティングへ。さらに現在はヨーロッパに滞在しながら業務委託という形でWOW WORLDの仕事に関わっています。新しい環境にも積極的に挑戦しながら、自らのキャリアの可能性を広げている姿を紹介します。
空港勤務からIT企業へ。新しいキャリアのスタート
大学卒業後、旅行関連企業に就職し、空港カウンターでの受付業務を担当していました。航空会社のチェックインやツアーに関するご説明など出発直前のお客様をサポートするのが主な仕事で、「パスポートを忘れた」「搭乗予定だった便の急な欠航」など搭乗に関わるトラブルに対応することもありました。
困っているお客様をその場でサポートし、「ありがとう」と直接言ってもらえることは大きなやりがいでした。修学旅行の学生など、色々な方がこれからの旅を楽しみにしている姿を見られるのも、その仕事ならではの魅力でした。
一方で、仕事を続ける中で「もっと専門性を高められる仕事や、自分のアイデアを生かせる仕事にも挑戦してみたい」という思いが芽生えてきました。日々の業務がルーティン化しやすかったこともあり、長期的なキャリアについて考えるようになりました。
そんなときに転職エージェントを通じて出会ったのがWOW WORLDです。IT業界に特別なこだわりがあったわけではありませんが、自社製品を持ち、それを多くの企業に提供している点に魅力を感じました。「ここなら経験を積み重ねながらスキルを高めていけるのではないか」と思い、入社を決意しました。当時、新しい営業スタイルとして注目されていたインサイドセールスを担当できることも大きな後押しになりました。
実際に入社してみると、想像以上に風通しの良い社風であることに驚きました。上司と部下の距離が近く、ランチに一緒に行くなどフラットな関係性があり、前職とは違った働きやすさを感じました。
営業部時代に学んだ「相手のニーズを引き出す力」
WOW WORLD入社後は営業部に配属され、インサイドセールスとして電話でのサービス紹介や商談機会の創出をおこなっていました。
しかし、電話越しでサービスを説明するのは想像以上に難しく、相手の状況に合わせて柔軟に対応する必要があり、スクリプトを覚えるだけではうまくいかない場面も多くありました。対面ではないため相手の表情や反応が見えにくく、会話の中から正しいニーズを探るのも簡単なことではありませんでした。
そのため、日々先輩や同僚の良い点を吸収しつつ、何よりも「お客様が本当に求めていることをどう引き出すか」に全力を注ぎました。経験を重ねる中で、相手の話を丁寧に聞き、背景にあるニーズを汲み取る力が身についていきました。
この営業経験は、その後のマーケティング業務においても大きな土台になっています。
営業からマーケティングへ。読み手を意識したコンテンツの作成
インサイドセールスを1年ほど経験する中で、お客様の購買意欲を高める活動やプロセスをもっと体系的に学び、インサイドセールスの業務に活かしていきたいと考えるようになりました。そんな思いを持ち始めた頃、ちょうどマーケティング部でナーチャリングの取り組みが始まることを知り、「挑戦してみたい」と社内に相談しました。その後色々と組織変更もあり、縁あってマーケティング部へ異動し、ナーチャリング業務を担当することになりました。
ナーチャリングとは、見込み顧客に対してメールやセミナーなどを通じて価値ある情報を継続的に提供し、信頼関係を築きながら購買意欲を高めていく活動です。シナリオメールの企画・作成やスコアリングの運用、セミナーコンテンツの制作など、「顧客育成」に関わる業務を幅広く担当しました。
もともと営業時代からメールを書くことは好きで、「相手にとって分かりやすい文章になっているか」を意識して書いていました。しかし、営業のメールが基本的に1対1のコミュニケーションであるのに対し、ナーチャリングは1対多数への情報発信です。読み手を想像しながら文章を組み立てる必要があり、その難しさを感じることもありました。
一方で、シナリオを考えながらコンテンツを作ることには大きな面白さを感じていました。読み手目線を意識したコミュニケーションの重要性を実感するとともに、顧客との関係を長期的に育てていくナーチャリングの醍醐味を感じるようになりました。
ワーキングホリデーと業務委託という新しい働き方
マーケティング部に異動して5年弱経ったころ、ワーキングホリデーについて考えるようになりました。日々の仕事はとても楽しかったものの、以前から「人生の中で一度は海外で生活してみたい」という思いがあったからです。
なかなか踏み出せずにいましたが、ワーキングホリデーには年齢制限があります。「行くなら今しかない」と思い、ヨーロッパへの渡航を決意しました。
当初は会社を辞めるしかないと考えていましたが、業務委託という形でWOW WORLDの仕事を続けられることになりました。海外にいながら、メルマガ原稿などのコンテンツ制作に関わるという、新しい働き方へ挑戦することになりました。
当社にとって海外から業務委託として働くケースは前例がありませんでしたが、社内の多くの方が協力してくださり、セキュリティや契約面の課題をクリアすることができました。安心して仕事ができる環境を整えていただき、本当に感謝しています。
現在は、午前中に語学学校へ通い、午後は自由時間です。夜の落ち着いた時間帯に原稿作成やチャット対応を行う生活を送っています。日本との時差があるため、日本の時間を常に意識し、制作物はできるだけ早めに提出するよう心がけています。
海外での業務委託という働き方で広がったキャリア
現在はメルマガ原稿の作成に加え、当社が発表する市場調査レポートの集計・分析など、これまで経験したことのない業務にも取り組んでいます。コラムの執筆など新しい仕事の機会もいただき、挑戦できることをうれしく感じています。
特に文章を書く仕事は、集中できる環境で取り組める今の働き方と相性が良いですね。
業務委託という立場になったことで、仕事とプライベートのバランスもより取りやすくなりました。もちろん社員として働くことには多くの良さがありますが、環境さえ整えば、身一つでさまざまなことに挑戦していけるという、新しい可能性にも気づくことができました。
これからも多くの可能性を信じながら、さまざまなチャレンジを続け、キャリアの幅を広げていきたいと考えています。